お疲れ様です。まっしーです。
「アドセンスのクリック率はそこまで悪くないのに、クリック単価が安いんだよなぁ……。」
なんていう事になっていませんか?
アドセンスのクリック単価は日によって変わることも多いですよね。
クリック数が同じでも、日によって10円ぐらいの変動があり、アクセス数が伸びるほど1日の収益が数千円単位で変わることもザラにあります。
今回、私の管理しているブログ3つの平均クリック単価が長いこと低く推移している感じがしていたので、原因を解明するべく出来ることから検証していくことにしました。
それではいってみましょう。
クリック単価(CPC)が下がる時に考えられる原因
まず結論を先にお話してしまいますが、
私のケースでは、
広告のブロックを全て外すことで
クリック単価が低い問題が解決しました。
原因について下で解説していきますが、
もしも特定の広告をブロックしている場合
すぐに解除することをオススメします。
それ以外の要因についてもまとめて振り返るとともに、もしも当てはまっている場合には参考程度にチェックしてみてくださいね。
原因1.時期が影響している?
アドセンス広告は、グーグルに提携先企業がお金を支払って運営されている広告です。
もちろんタダではないので、広告に掛けられるお金も限られています。
とくに決算が終わった4月ごろのアドセンス広告は、会社の期のはじめということもあり、そこまでお金を掛けられないんですよね。
世間も4月は新生活のスタートやお祝い関連の出費、GWなどの出費がかさむために節約傾向にあります。
アドセンスも世間とリンクしているということですね。
原因2.サイトのコンテンツが影響している?
サイトのコンテンツが訪問者にとって、アドセンス広告の提携元にとって関連性がない=購買意欲が低い訪問者が少ないと見なされるとクリック単価を減らされる傾向にあるようです。
つまり、コンテンツの質がクリック単価に影響しているかもしれない!
ということですね。
ここで、私が運営しているブログの3つのクリック単価を振り返ってみようと思います。
ブログAのクリック単価の推移
こちらは特にジャンルを絞っていない、アクセスを集めることに特化したブログになります。いわゆるトレンドブログですね。
クリック単価は平均15~20円であることが多く、月末には特に落ち込んでいます。
扱ったネタによっては購買意欲の高いものもあるので、クリック単価が高くなる時もありました。
月末はクリック単価がかなり低く見えるように感じますが、これは月末になると給料日が近い=消費が抑えられる傾向にあるので、アドセンス広告を通しての購買意欲が低いために起こっていると思われます。
ブログBのクリック単価の推移
こちらは一部のジャンルに特化したブログとなっています。
Aよりも全体的に安定したクリック単価という印象ですね。
こちらは上位表示されている記事がほぼ固定されているために、表示される広告のクリック単価も一定であるという予測が立てられます。
ブログCのクリック単価の推移
こちらは今現在全く更新していない、私が初めて作ったトレンドブログの収益の推移になります。
最初に作ったブログなのでコンテンツの質は低い傾向にあるのですが、一風変わったデータをとることができました。
注目して欲しいのが、クリック単価が表の底をついているグラフ部分は0円だった、というところです。
しかしそれ以外のところでクリック単価が75円をマークしていたりするので、一概にコンテンツの低さ=クリック単価の低さに影響しているわけではなさそうですね。
原因3.広告ブロックが悪い方向に作用している?
今回のケースでは、
これが1番影響している原因だと思われます。
そもそも、アドセンスは訪問者のための広告として用意されているものです。
アドセンスには任意で表示される広告をブロックすることができます。
が、そもそもアドセンスは訪問者の属性や直前までアクセスしていたページに関連した広告が出るような仕組みになっています。
つまり、
- アマゾンにアクセスしていればアマゾンの商品広告
- クレジットカードの比較検討をしていた場合はクレジットカードの広告
- バイクの記事を見ていた場合にはバイクの広告
- ダイエット食品を探していればダイエット食品の広告
- 赤ちゃんの離乳食を検索していた場合にはベビー用品の広告
という具合で、
グーグルは訪問者が直前まで訪問していたページを判断して、クリック率が高そうで購買意欲の高いものがアドセンスで表示される広告は決めることがあるとされています。
だからこそ、
広告ブロックをして表示できない広告を増やしてしまうと、本来訪問者の行動を読んで表示されたであろう広告がブロックされてしまうんですね。
となると関連性の低い広告しか表示できない=クリック単価も低くなる、という現象が起こってしまうんです。
広告ブロックを解除したあとのクリック単価の推移
広告ブロックを解除した翌日から、それまで全体のブログで平均14円だったクリック単価は20円前後を推移するようになりました。
ただし、お話した通り月末には単価が安くなる傾向にあるので、月初めまでチェックして効果を検証していくべきでしょう。
アドセンス広告のクリック単価が20円を10日連続で下回っている場合には今回の方法は有効な手段と言っていいですね!
CPC(クリック単価)の低さを解決する対処法は?
アドセンスのCPCが低くなった原因は、外的要因と内的要因の2つが考えられるでしょう。
外的要因(自分ではどうにもできない部分)
まず外的要因としては、
- アドセンスの広告出稿ブログが増えたこと
- 購買意欲の低いユーザーがクリックしたこと
- ユーザーの関心の低い広告が表示されたこと
などなどが挙げられます。
記事ネタによっては広告に慣れてしまっている層・クリックしない層がハッキリと現れるため、
クリック率の低いブログ → 関心が低い(広告に興味がない)→ CPC低下
という状況になってしまうこともあるようです。
また、アドセンスブログの実践者はブログアフィリエイト、ことにアドセンスを使ったアフィリエイト参入者が増えたことも一つの原因かと思われます。
参入人数が増えれば広告も増えるので、
そのぶん広告費を分散しなきゃならない = 1サイトに支払える広告費用も安くなる
といったような現象が起こっているのかもしれませんね。
ただ、これはずっとCPCが安くなるかといえば、
そうでも無いと思っています。
挑戦する人が多くなるということは、諦めていく人も増える事になるでしょうからね。
内的要因(自分でコントロールしやすい部分)
アドセンスで余分な設定をしてしまったがために、CPC・クリック単価が下がっている場合もあるでしょう。
たとえば、
- 意図的に表示される広告の種類を制限している
- アドセンスの配置が悪い
などなど。
表示される広告の種類は「広告の表示とブロック」で設定できるのですが、この設定を誤り、単価が上がるばかりか、かえって安くなったという話ばかり聞きます。
基本的にはユーザーの関心のある広告を柔軟に表示させたほうがクリック単価は高くなるでしょうから、ヘタに操作しないほうが良かったりする訳ですね。
また、
もう一つの要因としては、アドセンス広告の配置している場所がユーザーの目につきにくく、広告の効果が下がり、クリック単価が下げられてしまっているといった現象ですね。
これはアドセンスの貼り方を改善して、
ユーザーの目に入りやすい部分に設置することをオススメします。
特に記事下の広告なんかは関連記事の下や、シェアボタンの下にアドセンス広告が行ってしまっていると、ユーザーの中でも7~8割を占めるスマホユーザーが広告の存在に気づかずページを閉じてしまっている事も考えられます。
このあたりの事は自分で対処できる部分ですので、早速やってみましょう。
ただ、基本的にアドセンスは企業のルールによって仕組みが作られているので、個人が原因を100%解決できるかというと難しい所はあるわけです。
では、どうすれば良いのか?
続いて、アドセンスに依存しないプラスアルファの改善策を紹介していきます。
「アドセンスに頼らない仕組み」も重要
アドセンスを活用しているということはつまり、
アクセスの大きさ=収益の大きさ
という図式にどうしてもなってしまいがちですよね。
もちろんコレは悪いことではありませんし、アクセスが集まるのは一種の快感でもあるでしょう。
ただ…。
そのアクセスをずーっと長いこと維持できるか?というと、
おそらく1年と持たない方のほうが圧倒的に多いのではないかなと思います。
そこで重要になってくるのが、
「アドセンスに頼らない収益の仕組みを作る」
というポイント。
たとえばこれは、物販アフィリエイトやASP(成約型広告)を活用することですね。
やり方は極めて簡単で、
「商品を欲しい人に、きちんとした順番で、商品の魅力を伝える」
だけです。
アドセンスは単にアクセスを集めるだけですが、ASPなどの商品はコレができさえすればアクセスに依存しない収益の仕組みを作れるので非常に便利と言えるでしょう。
私も運営しているサイトの一部では、合計300アクセス/日ほどしかない記事でもこれだけの報酬が毎月ほぼ自動で発生しています。
現に私の生徒さんもアドセンス以外の別の収益の柱を作っている方は増えてきており、アドセンスでアクセスを集められているのであれば、ちょっとした工夫をするだけで100アクセスで3000円の報酬が発生することがあるのも魅力でしょう。
最初は難しいと思うかもしれませんが、
将来アドセンスが無くなった時の事も考え
「なんかあった時のための保険」
を、今のうちから用意しておくことをオススメします。
まとめ
以前、広告ブロック機能を使ったときの考え方はクリック単価を上げるために不要な広告を減らす、という目的で使っていたのですが、誤った使い方をすると逆にクリック単価を下げる要因になるという事が分かりました。
広告ブロック機能はアドセンスのクリック単価を上げるものではない、ということです。
また、単純にコンテンツの質が影響するわけでもないことから、クリック単価が下がった場合には今回のように元の設定に戻してみることをオススメします。
ちなみに私が運営しているメルマガ作戦会議室では、
- アドセンスの収益の改善方法
- ASPを活用した、アドセンスに依存しないブログ運営法
- ブログだけでなくメルマガでも圧倒的・かつ自動的に稼ぐ方法
- 楽しくビジネスやブログを楽しんで人生そのものを収益化する方法
などをまとめて習得できる「サバカツ」というコンテンツを配布しています。
アドセンスだけではどうしても視野が狭くなってしまうのですが、ネットやブログでの収益化の方法はなにもアドセンスに限った話に終わるわけではありません。
生徒さんも確実に実績を伸ばされているので、ぜひ活用されてみてくださいね♪
コメント
まっしーさん、こんにちは!
いつも世話になっております。
『あれ・・・私のアドセンスの広告単価・・・低すぎ・・・?』
と思って『アドセンス 広告単価 低い』で検索したらまっしーさんのブログが2位に出てきてびっくりです。(さすがです・・!笑)
またアドセンスについての疑問など後日通話などで相談させていただきます、よろしくお願いいたします!
いえいえ!
今の指導でやっていることは間違いないので、できることはドンドンやっちゃいましょう!