自衛官の年収は?階級や年齢による給料や手当ての違いまとめ

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2016-03-23_221522

各種震災の災害派遣活動を始め、海外では平和維持活動で日夜国防の担い手として活躍している自衛官。

SNSやネットの広報の発達によって最近ではその活動をよく目にすることになりました。

また、最近では自衛隊の演習やイベントに沢山の人が押し掛けるのも珍しくなく、以前より親しまれる存在になってきたと思います。

時には命の危険にさらされる現場で活動する自衛官ですが、務めている側からも民間人側からも気になるのが仕事の待遇面でしょう。

公務員という手前もあり、給料や手当ての金額や年収などによく興味を持たれることがありますが、今回は実際の懐事情を私が入隊していた時の経験も含め、改めて調べてみることにしてみました。

以外と差がある?自衛官の基本給

自衛官は階級で基本給が決まりますが、その差は同じ階級であってもピンからキリまであります。

自衛官の階級には、2012年ごろから発足した「自衛官候補生」をはじめ、2士~士長の「士」、3曹~曹長の「曹」、准尉~1尉の「尉」、3佐~1佐の「佐」、そして将補~将の「将」があります。

それぞれに設定されている基本月給はおおむね以下の通り。

自衛官候補生:~125,500円
士:164,700円 ~ 240,000円
曹:195,000円 ~ 424,500円
尉:233,400 円~ 445,300円
佐:316,500 円~ 544,400円
将:512,700 円~ 1,175,000円

このようになっており、勤続年数や部隊での評価により大幅に異なるのが特徴でもあります。

場合によっては組織で地位の高い若手の幹部よりもベテランの曹の自衛官のほうが高給な場合もある、ということをこの一覧表で物語っていますね。

「士」が若手社員、「曹」を中堅と考えると、一般企業とあまり変わらない印象がありますが、それぞれの階級の在職比率はざっくり割り振ると

士3:曹3:尉2:佐1.5:将:0.5

このような感じになっていて、自衛隊は曹や士の階級で過半数が構成されているとわかります。

それでは自衛官が昇格、昇給していく仕組みについて解説していきます。

自衛官の昇格による昇給

自衛官は階級が上がる節目ごとに、勤続年数が経過するたびに昇給していきます。

また、一般の会社の採用区分になぞらえて説明すると「自衛官候補生」と「士」は契約社員、

「曹」以上は正社員、という感じになっており、免職処分を受けないかぎりは定年まで終身雇用という位置づけになっています。

自衛官候補生として入隊した場合、「士」を経て「曹」へ昇格するのに選抜試験に合格するまでに最短で2年必要です。

さらに「尉」以上の幹部となるためには、「曹」として4年以上勤務し選抜試験に合格するという条件があります。

資格取得や教育課程が必要な階級もありますが、多くの隊員が1曹または曹長まで昇格します。

これにはもちろん個人差はあって、20代で曹長になったり40代で2曹だったり、勤務評価によってスピードはまちまちです。

「尉」になるための選抜試験に合格した「曹」は、幹部候補生学校に入校して半年から1年間学びます。

なお防衛大および一般大卒で採用された幹部候補生は、選抜試験を受けずに幹部候補生学校へ入れます。

2士からのスタートと3尉からのスタートでは、基本給に約7万円の差があります。

なんとも不公平な大卒優遇に感じますが、だからといって幹部は楽ではありません。責任が重いうえサービス残業・休日出勤は当たり前、数年ごとに転勤もあって一概に羨ましい立場とは言えません。

私の給与明細を振り返ってみる

私も自衛官として勤務をしていた過去がありますが、給与モデルにもある「士」からのスタートをしていました。

採用後は2士からスタートし、2年で士の最高クラスでもある士長まで自動的に昇任しています。

その後は任期満了金の支給を受けつつ、自衛官として勤めあげるために曹の昇任試験を受ける、もしくは民間企業への転職を斡旋してもらうという2つの道を歩むことになりますが、私は後者を選択しています。

基本給は採用初年度が16万円強、次年度以降は5000円ずつ昇給、ボーナスは年間3.5ヶ月。3年ぐらいの間に貯蓄できた金額はおおむね400万円弱ですね。

また、士の勤務内容は体力勝負が基本です。

曹や幹部とくらべて責任を負う範囲そのものが少ないため、自衛隊では士長がある意味1番気楽な階級だという印象がありますね。

一時金がもらえる採用区分も

ここでちょっとした小話です。

自衛官の採用区分で最も多く採用枠のある「自衛官候補生」は、最初こそ基本給の少ない立場ではありますが一時金を多くもらえる職種でもあります。

たとえば入隊してから3ヶ月間は12万円程度の給与ですが、4ヶ月め以降は自衛官として「士」の階級を与えられます。

この時に任用一時金(祝い金のようなもの)を17万円程度支給され、基本給が16万円に昇給します。

また、支出が圧倒的に少ないのもポイントです。

自衛官は結婚・または2曹以上の階級で年齢条件を満たしていない場合営内隊舎(社員寮のような所)で強制的に生活することを義務付けられているので支出は娯楽をやめれば簡単に貯蓄をすることが可能でしょう。

加えて陸上自衛隊の場合は2年間の任期、海上・航空自衛隊の場合は3年間の任期を務めることで任期満了金が支給されます。

陸上の場合は2年で60万円弱、海上・航空自衛隊の場合は90万円弱の任期満了金を得ることができます。

なので、独立の開業資金や学費を稼ぐために入隊を志す方も一定数存在します。

自衛官の勤務年数による昇給は号俸で決まる

昇給の要素には階級のほか、「号俸」というものがあります。

新入社員にあたる2士なら1号~9号、中堅トップの曹長は1号~141号まで。
同じ階級でも長く勤めるほど、基本給のベースが上がる仕組みです。

号俸が変更になるタイミングは1月1日。通常は4号ずつ上がり、成績優秀なら6号、または8号上がる場合も。

だんだんペースは鈍ってくるものの、月の基本給が毎年3千円~1万5千円昇給する見込みがあるのは励みになります。

また階級が上がった場合は給料が下がらないよう、今までの待遇に応じた号俸からスタートするよう配慮されています。

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