公務員・大企業・中小企業に就職して感じた違いやメリットとデメリット

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日本には社会を動かしている組織が大きく分けて3つに分けられます。公務員・会社員ですね。さらに細分化すると大企業・中小企業にわけることができます。

私はこれら全ての組織に所属していましたが、それぞれにはいい所と悪いところがあるもの。実際に入ってみないとわからない事もあったりして、「こんなはずじゃなかった!」と思ってしまうことが多かったりするのも事実です。

今回、どんな風に自分の働く場所を決めていけばいいのか?何を選べば良いのか?などを、体験談をもとに紹介していきます。

悩んでいる時にはぜひチェックしてみてください。

私が経験したそれぞれの職業一覧

私は一通りの職種を経験した、とは言っているものの、これだけだとあまりにも情報が少ないのでもう少し詳細に紹介します。

今までに経験したのは、

  • 公務員:陸上自衛官
  • 大企業:某自動車メーカー
  • 中小企業:同じくメーカー関連

といった感じになっております。

まず最初に言っておくと、

「どの職業も一長一短で、自分のいちばん大事なものは何なのか?」

という目的を持っておくべきです。

たとえば単に安定していそうという理由で公務員を選んだり、福利厚生が良いからと大企業を選んだり、家から近いから、という理由で中小企業を選んだりするのは将来の選択肢を狭めたり、「こんなはずでは…」となる原因になります。

基本的には何を求めるかで職種も、組織の大きさも変える必要があることを念頭に置いておいたほうがいいと思われます。

何がいいとか、何が良くないとかはありません。人によってゴールと、ゴールの定義は大きく変わりますからね!

では、順番に説明していきますね。

公務員の場合

「安定の公務員」なんていうキャッチフレーズのある公務員ですが、やはりポイントは「安定」を目指す人にとっては何よりも代えがたい職業になるでしょう。

(※私は公務員でしたが、もっと細かくいうと自衛隊だったので「特別職国家公務員」という区分けになりますので若干の差があるかもしれません。その点はご了承願います)

公務員は総じてバブル景気ごろの日本では全く人気が無かったようですが、不況の煽りを受け最近では大学生が選ぶ人気の職業に君臨しています。

ですが入社してからの心境の変化というものもあります。理由やきっかけは様々で、「この仕事、自分に合っていないな」と思って退職を決める方も意外に多いのです。

その理由は本当に様々ですが、メリットやデメリットを紹介しながらお話ししていきますね。

公務員のメリット

公務員はその名の通り国家から給料を支払ってもらえる企業であり、公務員を希望する人の志望動機は「安定しているから」という意見が最も多いです。

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また、公務員には以下のようなメリットが挙げられます。

  • とにかく安定している
  • 基本的にカレンダー通りの休みがもらえる
  • キャリア形成がしやすい
  • 各種手当てがしっかりと決められて支給される
  • 社会的信用が高い
  • 経営という概念がない

とにかく安定している(ように見える)

やはりここが一番のポイントですね。会社でいう「仕事」とは違いお客さんを相手にするわけでもないので、労働の対価という概念がありません。なので給料も安定しています。

「毎月の収入が変わったり、会社の業績でボーナスが変動する」なんてこととは無縁の存在なので、その点が気に入っている人には何よりのメリットなのではないのでしょうか。

ただし、安定の要素は自分でコントロールできるものではないので注意が必要といえるでしょう。

基本的にはカレンダー通りの休み

一部の部署は休日出勤や残業が多い所もありますが、基本的にお盆や年末年始、GWはお休みです。時々ある9月のシルバーウィークも基本的に全てお休みです。

仕事ありきで長期的な計画を組める

会社のように潰れるというリスクがないので長期的なキャリアを計画しやすいです。また選ぶ道によっては異動もほとんどない部署もあるので定年まで同じ所で暮らせるようになります。

そのため、ローンの支払いの見通しがつきやすいというのもポイントでしょう。

自衛隊もですが、幹部よりも低い階級である「曹」のクラスでなら一生地元で暮らすことも可能です。

一般企業にはない、高待遇の手当が付く場合も

休日に出勤したり、夜間の勤務をしたりするとしっかりと手当が支給されます。

扶養手当・住居手当・通勤手当・単身赴任手当などなんでもあります。

自衛隊の場合だとパラシュートでヘリから降下したときに支給される「落下傘手当」や駐屯地の24時間警備での勤務をしたときに支給される「警衛手当」など特殊なものも存在します。

ただ、特別職国家公務員だと「労働基準法が一部適用されない」という謎のルールがあるのです。

これによって自衛隊は24時間勤務が定時、みたいな感じになっていて残業代という概念がありません。が、通常の地方公務員などの場合には当てはまる問題ではないでしょう。

社会的信用が高い

とにかく社会からの信用も高いので、ローンを組む際・クレジットカードを契約する際には非常に有利になりますね。支払いの金額と自分の人生プランをしっかりしておけば、どんなローンでも返済まで頑張れば通すことが可能でしょう。

経営という理念がないので売上げの概念も無い

そもそもお客さんを相手にした組織ではないので、利益を出すという概念がありません。

経営をしていないという特殊な立ち位置にいるので何もしなくても会社のように潰れるということがなく、景気にも左右されることは基本的にありません。

ただ、場合によってはノルマの無さを退屈に感じる人も多いようです。

公務員のデメリット

公務員のメリットをいくつか挙げていきましたが、その反面デメリットもいくつか存在します。それは以下のようなものが主です。

  • 社会的に弱い
  • お役所体質になりやすい
  • 勤務地の希望は本人の意向に沿いにくい
  • 外部の世界との関わりが極端に少ない
  • どうにもならない人が一定数いる
  • 低水準の安定に縛られる
  • 部署によっては超激務

社会的立場が弱い

こちらは社会的信用が高いというメリットに相反するものになりますが、「社会的信用は高いけど社会的には弱い」のが公務員のデメリットです。

・○○市役所の☓☓職員が飲酒運転で・・・。

・○○駐屯地の自衛官が居酒屋で一般人と口論になり・・・。

・▲▲消防署の消防士がスピード違反で・・・。

一般の民間人であれば行政処分を受けるだけ(それでも深刻ですが)で済みますが、公務員の場合は服務規則という別のルールによっても裁かれてしまいます。

そして、各新聞社の夕刊にデカデカと報道されてしまい、ワイドショーでも取り沙汰になってしまうのです。

事が起きた後には部署に居づらくなる事がほとんどなので、依願退職をして人生が台無しになる人をいままで2人見てきました。

「国民の税金で何やってんだ!」と言われてしまう立場にあるので、当たり前ですが一般の人よりも不祥事に対する世間の目は厳しいですね。

お役所体質になりやすい

会社のように顧客の要望に応えて儲けを生み出すというシステムがないので、とにかく業務の改善などが疎かになりがちです。

いわゆる「お役所体質」というやつですね。

民間の会社で同じような業務をしていれば潰れてしまうような仕事の進め方をしているのも事実です。

私は自衛隊に勤めていましたが、日常の業務でやることがなくなると草刈りや駆け足(ランニング)をしていました。

普通の会社であればまずあり得ない光景なので本当に「お役所体質」ですね。

勤務地の希望は本人の意向に沿わない

これは大きな組織であればあるほど感じるでしょう。市役所など地方公務員の場合はまず転勤はありませんが、国家公務員となると可能性は高まります。

国家公務員の場合は海外転勤はありませんが、場合によっては県外に飛ばされることがよくあります。

自衛隊の場合では幹部まで昇進するといわゆる「転勤族」になり、2~3年で各地を転々とします。

官舎と呼ばれる福利厚生で借りられるアパートがありますが、お子さんのいる家庭では転校続きになってしまうので大変でしょう。

世間との関わりが少ない

外部からコンサルタントを雇って研修をする、という事は民間会社ではよくあることですが、公務員の場合は全くその機会がありません。

また、「自己完結組織」と呼ばれることもあるぐらい外部との接触をせず、すべて内部だけで済ませようとするので先輩に教育や研修を受けるだけで終わってしまいます。

となると、どうしても視野が狭くなった内容しか学ぶことができません。

公務員の職場に民間会社が仕事の打ち合わせに来ることもありますが、どちらかというと民間会社側はフットワークの重い公務員側の立場の人をどこか目下に見ている印象があります。

どうにもならない人が一定数いる

本当にどうにもならない人が一定数います。

ここでいう「どうにもならない人」というのは、仕事が出来ない人・それを改善する姿勢すらない人の事を指します。

「どうせクビにならないから何やってもいいだろ」という考えで全く仕事をせずにダラダラしている人が一定数いるので、一部の頑張っている人が泣きを見る組織です。

何もしなくてもカバーしてくれる人がいる限り、こういう人はいなくならないでしょう。

低水準の安定が気になる

公務員はいくら安定しているとは言え、今のご時世超大金持ちになれるわけではありません。

たとえば月収100万円以上もらっている公務員はほとんどおらず、自衛隊でもトップに君臨する数名の「幕僚長」レベルでないとそこまでもらっている人はいないでしょう。

退職金も年々減少傾向にあるので、今後ますます安くなると言ってもおかしくないですね。

というか、「国民の税金でなにしてるんだ!」という反感の言葉も多くなりそうですしね・・・。

給与はもちろん安定していて昇給やボーナスもありますが、総じて低い金額な場合が多いのが実情です。

手当額を除いたら、一般的な企業の給料よりも低い事があります。

奥さんがフルタイムのパートに出ている上司もいましたね。

部署によっては超激務の所もある

よく言う「キャリア組」と呼ばれる公務員は、かなりの激務で深夜0時まで部署の明かりが点っていることはザラです。

自衛隊の幹部クラスでも同じことが言え、「20時からが本番」という部署が多かったです。

私が警備の勤務についている時、幹部の上司がAM3時頃に退庁したかと思えば、その3時間後の6時頃に登庁する職員の方を見ることもザラでした。

中には寝袋を持参して、部署の一角で仮眠をとるというエピソードも聞きます。

私自身、富士山のふもとで訓練をしていた時は1週間ほど気温がマイナスの山奥で1日3時間睡眠の生活をしていたなんてこともあったので、なかなかしんどかったですね。

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