安保法案の今後の流れで自衛隊はどう変わる?元隊員が本音を意見してみる

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2015-10-02_230400

9月19日未明に可決成立した「安全保障関連法案」通称安保法案。
ワイドショーとかでも目にしますが国会の外では、安保法案反対を叫ぶ声が怒号となって空に響いていましたね。

今回印象に残ったのは、反対の声の中に若い人の姿が多かったことです。
「社会や政治に対して関心がない」と言われている現在の若者が、です。

また、若い世代の選挙離れを食い止めるために先日選挙権の年齢を現在の20歳から18歳に引き下げるといった法案も参議院本会議で可決されました。

安保法案が可決された瞬間、涙する若い世代の姿もありました。この法案が成立したことにより、何が変わるのでしょうか?またその意味とは?

今回は、この問題について調べてみました。あと、拙くはあるんですが元自衛官なのでそちら方面からの意見もしてみますね。

安保法案の内容と今後の流れは?

まずは、成立した法案の内容は次のようなものです。

1. 自衛隊法(集団的自衛権)
2. 国連PKO協力法
3. 重要影響事態安全確保法
4. 船舶検査活動法
5. 事態対処法
6. 米軍等行動関連措置法
7. 特定公共施設利用法
8. 海上郵送規制法
9. 捕虜取扱い法
10. 国家安全保障会議設置法

「集団的自衛権」以外は、何やら難しすぎてよくわからないですよね。

まあ、話をより難しく・回りくどくするのが国会や政治の得意技でもあると思うので・・・。

ただひとつ言えることは、日本のための安全保障というよりも、国際的に他国と足並みを揃える法案が成立したといった感じでしょうか。

今回の安保法案成立により、海外支援事業などを行うNGO内では「テロの標的になるのではないか?」という懸念も広がっているようです。

もしも戦争が起こった場合に、日本は紛争国から「軍事同盟国」と認識され、日本はもとより海外で暮らす日本人にも、テロの標的になる可能性があるのではないかというのです。
こういった懸念はこれからどんどんと表面化していくのではないでしょうか?

安保法案が成立した意味とは?

成立した安保法案の内容の中で、一番重要と言われているのが「集団的自衛権」です。

これまでの憲法では、自国以外の国を守るための武力行使は認められなかったのが、今回この
安保法案が成立したことにより、他国への協力、日本の自衛隊による武力行使が認められることになりました。

つまり、正当な理由があれば戦闘機や戦車・人を動員して戦っても良くなったということです。

政府がこの集団的自衛権の行使にこだわる背景には、1991年に起きた湾岸戦争が関係していると言われています。

この戦争は、イラクによるクウェートへの侵攻がきっかけでした。
クウェートからの撤退要求に応じなかったイラクに対し、アメリカが中心となった多国籍軍が空爆を開始、戦争に発展しました。

当時、日本は自衛隊の派遣はせず、アメリカなどへの約130億ドルの財政支援をするにとどまりました。

自衛隊を派遣しなかったことで、特に欧米からは「日本はお金だけ出して人を出さない」といった批判を浴びたとの報道もあります。

「集団的自衛権」は、現時点では自衛隊のみの派遣となっていますが、もしかしたら今回の成立により自衛隊を退職する人が増えるかもしれません。

事実、私の自衛隊にいる同期たちはこんなコメントをしています。

・これからどうしようかな・・・。
・もうこれから辞めたい時に辞めれなくなるって本当なん?
・ここまで来たらもうやるしかないやろ!
・今まで訓練だけで実感なかったけど、実戦はどうなるんだろうな。

いつかどこかで戦争が勃発したとき、戦地にいく自衛隊員が不足して、一般市民から徴兵という懸念も一部ではあります。となると、もっと少子高齢化が進みそうですね。

自衛隊は戦地に行くだけが目的ではなく、東日本大震災などの天災で被害を受けた場所への救助や支援としてインフラ的機能の面が最も大きく役立っていますよね。

今後は役に立つ局面が戦争にフォーカスされてしまうと、日本はどうなってしまうのでしょうか?今後もっと大きな視野で考えていかなければならない問題です。

まとめ

今回、安保法案反対のデモが行われた場所には、小さな子供を連れた多くのお母さんの姿があったそうです。

そのお母さん達からは「子供達の未来に影響するとても重要な法案」といった声が多く聞かれました。

世界で唯一の被曝国になってしまった日本。
今年、戦後70年を迎えた日本は、今も「非核三原則」を貫いています。

あるテレビの報道番組で、街行く若い人に「今日は何の日かわかりますか?」というインタビューをしていました。

その日は、広島・長崎に原爆が投下された日。
答えられた人はわずかで、それは被爆地である広島・長崎でも同様でした。その一方で、今回の安保法案反対のデモで、声を上げている若い人がいることも事実ですよね。

どちらも、今の日本の若者の真の姿だと思います。

少子高齢化の進む日本において、将来を担う大切な子供達は超貴重な存在です。
その未来が少しでも明るいものになるよう、願わずにはいられないですね。

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