ブログで扱っていくネタは、アクセスを集めたいと思った記事でアクセスを集められてこそ初めて意味を成します。
需要を理解していないまま作業を進めたり、
闇雲にネタを選んで書き進めて行っても
正直な話アクセスは集まりません。
逆にいつの間にかライバルの強すぎる所で勝負をしかけてしまっている時もあります。
そのためには事前のリサーチが欠かせませんが、今回はGoogleのサービスでもあるキーワードプランナーを遣って需要を確かめる方法や、初期設定と登録申し込み手順を紹介していきますね。
アクセスの集まるネタの前提条件は「需要」
まず前提条件として、ブログにたくさんのアクセスを集めようと思ったら「需要」に自分があわせていく必要があります。
全くの新しいものから需要を生み出すのは難しいですし、まずは事前のリサーチから始めてみましょう。
- 検索結果で1位が取れているのにアクセスが集まらない
- どんなネタにどれだけの需要があるか分からない
- 検索結果の件数だけが需要の指標だと思っている
もし、これらのポイントにあてはまるような事をしていたのなら、要注意です。
需要をたしかめる方法はいくつかあると思いますが、GoogleのサービスであるキーワードプランナーやGoodkeywordなどのサイトを活用することによって、比較的簡単に需要をリサーチすることが可能です。
キーワードプランナーを無駄なく使って効率的にリサーチする手順
キーワードプランナーを活用する方法はいくつもありますが、これを抑えておくだけでも随分違うでしょう。
使い方はさまざまだと思いますが、トレンドブログでアクセスを集めようと思った場合、毎年のように検索されるネタ、年間で検索需要のあるネタの場合はキーワードプランナーが大いに役に立ちます。
(※登録方法は2016年から少し複雑になったため、動画で初期登録の方法を補足しています。)
では、順番にお話していきますね。
その1.キーワードプランナーにアクセスする
Googleのキーワードプランナーにアクセス・ログインします。
(※まだGoogleのアカウントをもっていない場合は事前に用意しておきましょう。)
下記の通り、「Adwordsにログイン」をクリックします。
その2.検索方法を選択する
チェックしたいキーワードのチェック方法を選択します。
「運用ツール」>「検索ボリュームと傾向を取得」を選択します。
その3.チェックしたいキーワードを選択
すると続いて入力画面が開くので、検索需要をチェックしたいキーワードを入力します。
今回の例では「おにぎり」を検索したいと思います。
他の部分は特に操作しなくてもいいので、そのまま以下の「検索ボリュームを取得」をクリックします。
その4.検索需要をチェックする
すると、グラフとともに検索数が表示されます。
- 上のグラフ: 月間でどれだけ検索されているかの目安
- 下の40,500という数字: 平均の月間検索数
- 競合性: 商業キーワードとして業者が参入している度合い
という風に見ることができます。
その5.記事のネタにする判断基準は?
基本的には検索ボリュームが月間で10万件程度、月平均で1000程度のボリュームがあればネタとして書いてしまってもアクセスを集められるでしょう。
つまりは、夏休みの自由研究をネタにしてもOKということですね。
ただ、この検索方法で理解しなければいけないのは「このキーワードを入れて検索した人は何を求めて検索しているのか?ということです。
これを見極める方法はいくつかありますが、簡単に知る方法としては実際に同じキーワードで検索をかけてみて、1番上位に表示されているサイトを参考にするやり方があります。
Googleは関連性の高いサイトを上位表示するようなしくみになっているので、上位表示されているサイトがキーワードに対してどんなことを言及しているのか一度確かめてみてくださいね。
また、先ほどのおにぎりではキーワードが1語でしたが、2語のキーワードで絞り込むとさらに需要を見極めることができます。
このように「バイク オイル交換」であれば、バイクのオイル交換の方法やオイルの種類、お店で頼んだ時にかかる費用や時間などが結果に出るので、「バイクのオイル交換をしたい人」が検索している、ということが理解出来ると思います。
つまり、それらの答えをネタとして記事にしていけばいい、ということですね。
ただ、一方で検索需要が低いネタもあります。
このように「美容院で髪型を言う時に店員さんに伝えやすい頼み方」を検索する人は月間でも1000件に満たないので、ネタとしては不向き、ということが考えられます。
難しいネタを狙わないための競合性チェック
また、キーワードプランナーで検索をかけていると「競合性」の部分が「高」「中」「低」という表示に切り替わることを確認出来ると思います。
これは「商業系キーワード」と呼ばれるものですね。
これらはいくつかの理由で変わっているものであり、
- 会社など、組織ぐるみで運営しているサイト
- ライバルが強すぎるサイト
- 商業キーワードで固めてあるサイト
といったように、競合性が高まるほど広告などにお金をかけている強力なライバルサイトがいることを示しています。
ただ、商業系のキーワードを使ったとしてもトレンドキーワードやずらしを活用することでアクセスを集める事は可能です。
また、記事のクオリティを妥協せずライバルの上をいく記事を徹底的に作りこむことができれば大量のアクセスを集めることも可能ですが、まだブログを始めたばかりのころは難易度が高いです。
当初はトレンドやずらしを活用したほうが挫折しずらくアクセスも集めやすくなります。
GoodkeyWordを使って需要をチェックする方法
GoodKeywordは、簡易的にキーワードの検索ボリュームを調べることができます。
キーワードプランナーよりも長期的な過去の需要も把握することができるので、いつから話題になった・どんなタイミングで話題になったのかを知ることができます。
[browser-shot url=”https://goodkeyword.net/” width=”300″ height=”250″ href=”goodkeyword”]基本的には1語・2語・3語ほどのキーワードまで入力することで全体の需要を把握可能。
使い方は簡単で、検索エンジンへ入力するようにキーワードをスペ―スで区切って入力します。
Goodkeywordはキーワードプランナーのように数値化された結果が出るわけではないので、1語、または2語ぐらいで使い、感覚的な需要の動向を調べるのに向いています。
また、キーワードのチェック結果として関連キーワードが出ますが、同じ意味でも言い回しの違う言葉が含まれているため、スキマ需要を狙うのに向いたやり方とも言えますね。
まとめ
キーワードプランナーをつかって検索需要を確かめられるようになったら、キーワードを組み立ててみて「そのキーワードは何を求めて・何を考えて検索されたものなのか?」ということを考えてみましょう。
たとえばキーワードプランナーであれば「キーワードプランナー 使えない」と検索されていることを把握できます。
が、システム的な不具合で「使えない」ことを検索しているのか、役に立たないという意味で「使えない」と検索されているのかを見極めることが重要です。
たとえ需要があったとして、有り合わせのキーワードを詰め込んで要点を得ない文章を書いてもアクセスは集まらないのでその点は注意しましょうね。
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