自衛官の年収は?階級や年齢による給料や手当ての違いまとめ

自衛隊

公務員および自衛官特有の勤務手当について

公務員も一般企業と同様に管理職手当、休日勤務手当、通勤手当などの特別手当があります。
それでは自衛隊にはどんな手当があるのでしょうか?

私の過去の給与明細や、現在も勤務している同期に情報を聞き出しすと以下のようなものがあります。

爆発物取扱作業等手当作業1日につき750円
 航空作業手当 搭乗1日につき8,500円以下
 落下傘降下作業手当 作業1回につき6,650円以下
 除雪手当 作業1日につき450円以下
 災害派遣等手当 作業1日につき3,240円以下
 海上警備等手当 業務1日につき7,700円以下
 感染症看護等手当 業務1日につき290円
警衛手当1回につき400円
僻地勤務手当1日1,000円前後
南極手当1日1,300円前後
放射能除染作業手当1日1万円前後
海外派遣手当1日13,000円前後

ざっくりとですが、おおよそこのような感じになっています。

ちなみに手当額はリスクの大きさ=金額の高さという関係にもとづいて計算されています。

これらが高いのか安いのか、判断するのは難しく、客観的に見ると「安!」と思うものもあるかもしれません。

その理由として「失敗するリスクが低ければ低いほど手当の補償額が安くなる」という要素があるからです。

たとえば不発弾処理は爆発するかもしれないし危険な作業だ!と思うのですが、爆弾処理のノウハウが体系化されているということもあるため実際はそこまで危険ではなかったりします

逆に海外の派遣手当てが高い理由としては近隣にテロが潜んでいるからであり、自衛隊は比較的紛争地帯ではない地域に配置されていることもあります。

夜な夜なそう遠く離れていないところで時々銃声が聞こえたりすることも・・・。

そして航空や海上勤務、除染作業など危険を伴う任務が続く際は、それなりの上乗せがあることが読み取れますね。

爆発物や感染症について安い気もしますが、特別なスキルを持った隊員はそれだけ基本給のベースが高いと想像できます。

なおボーナスについては年2回、1~2か月の査定で支給されます。

自衛官の平均年収

以上の基本給や手当、ボーナスを総合し、自衛官の年収はどれくらいになるのでしょうか?

改めて調べてみると、ざっくりこんな感じになりました。

士:200万円~400万円
曹:300万円~650万円
尉:400万円~700万円
佐:500万円~900万円
将:900万円~2000万円

30代の平均が500万円、40代で600万円といった所です。

一般の上場企業とそう変わらない水準ですし、倒産や買収といったリスクがない分、額面や安定性といった面では長く勤めるなら良い待遇かもしれません。

しかし組織特有の人間関係やしきたり、危険な任務を考えれば一生安泰とも言い切れないですね。

戦争に駆り出されるリスクって、単純に金額と比べられないですしね…。

成果を上げなくても一定額は保証されている

良くも悪くも自衛官を含む公務員の特徴として、仕事のできるできないにかかわらず一定の水準の給与は支給されます。

つまり実力が伴ってなくても、サボっていても頑張っている人とそこまで大きく差が開くことがない、ということですね。

企業のように顧客に価値を提供するわけではないので、ある意味では頑張らなくても安定していると言えますが、それは依存による安定だということが理解できると思います。

当然ですが、ビジネスセンスを磨くには全く適していない環境ですし、開かれるキャリアの道も入隊した採用区分でほぼ決まっているために注意が必要でしょう。

そして、もう一つ注意すべき点があります。

自衛官の定年は若く、曹の階級であれば55歳ぐらい、幹部でも60歳までの勤務で定年を迎えることになります。

近年では退職金も減少傾向にあるため、再就職先を探す必要があるのですがその斡旋先のほとんどがバスの運転手や交通警備員など肉体労働がメインである場合が多いです。

中には保険会社の顧問などに勤務できるケースもあるようですが、それが全体に占める割合はほんの一握り。

上でお話していた通り、幹部で数年おきに全国各地に転勤して、働きに働いて得られる権利のようなものです。

そして、

定年を過ぎてから民間企業で働く場合でも、いままでの自衛隊組織と民間組織の仕組みは異なるため実務能力などに大きな違いが見られるのが特徴。

ビジネスのビの字も知らないまま、人生の大台である年齢を迎えた状態で民間企業に就くのはソリが合わずストレスを抱えて定年後の仕事をするのはある意味リスクでもあります。

副業は禁止だけど・・・

ここまで自衛官の懐事情についてお話していきましたが、給与面は一般の中小企業とそこまで大きな差は無いように感じるのではないのでしょうか。

そしてもう一つの自衛官ならではの大きな特徴として、「結婚するまでは独身貴族・結婚すると意外にお金が少ない」という傾向が強いことが挙げられます。

先にお話したとおり営内隊舎に住んでいる場合は毎月の固定費が全くかからないために給料を全額貯蓄することだって可能です。

しかし、それも独身までの話。

結婚することで家族手当などは支給されますが、毎月の支出は大きくなるために独身時代のお金の自由はどこへやら・・・という先輩や上司を私は何人も見てきました。笑

なので副業を、と思っている方もいるのですが自衛隊は公務員である以上、副業は法律で禁止されています。

家業手伝いなどの特別な事情がない場合には免職の対象になることも。

なので、もしも自衛官である場合に副業をしようとするのであれば配偶者に依頼するのが賢明な選択でしょう。

まとめ

自衛官として真面目に勤務し、資格を取り、特殊な任務もこなせば平均以上の収入は得られるとわかりました。

しかしそれは、一般の会社に勤めていても言える事。

高い報酬を得るためにはスキルを磨き、それなりの責任やプレッシャーに耐える必要があります。やはり楽な仕事はありません。

給与の底上げをするには日常業務を頑張るしかありませんが、もしも結婚している場合には場所にも時間にも囚われないネットでの在宅ビジネスを配偶者に検討してもらうことをオススメしてみてもいいかもです。

 

何より公務員の仕事のように余分なしがらみもなく、今すぐリスク無く始められますし、在宅でお小遣いを気軽に稼げるという点は大いに魅力的ですからね。

 

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いまでは会社経営をしているまっしーですが、

  • コミュ障だった中学時代
  • 高校では父親がガンにかかり
  • 社会人ではブラック企業で働き詰め
  • 自衛官の時にはパワハラに絶望

と、それなりにしょっぱい経験をしてきました。

 

でも、やろうと思えば誰だって、いくらでもやり直せると思っています。

 

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