こんにちは。
まっしーです。
ブログを書いていると、必ず起こってくるであろう大きな疑問として
「芸能人や有名人の画像は自分のブログでも使って良いのか?」
といったものがあります。
他にも綺麗な建物や花、自動車の画像なんかも記事によっては必要になるので、Googleの画像検索をつかって「マンション 画像 素材」なんて風に検索されているかもしれません。
そうした検索を経て見つけた画像は、左クリックでダウンロードできますし、自分のブログへ掲載することも可能です。
しかし!
知らないまま、なんとなく有名人の画像や、オシャレな画像をペタペタと貼り付けたとして、あとで有料素材だということが判明し、相手から使用料を請求されるというケースも実際にあるわけです。
だから、画像を使うにしても、
最低限のルールは守った上で
使っていく必要があります。
そこで今回は、ネットに転がっている画像を使っても大丈夫なのかどうか、その線引は具体的にどのようになっているのか?という疑問を中心に紹介して行きたいと思います。
ブログ運営をするのであれば必須知識なので、必ず覚えておきましょう!
著作権や肖像権の発生しそうな記事は原則使わず、シェアの名目で使うにしても自己責任でお願いします。
ブログに有名人の写真や画像を使うのはOK?
まずはじめに結論から言います。
自分のブログに有名人の写真や画像を使うのは、
『限りなく黒に近いグレーで、場合によっては責任問題に発展しかねない』
というリスクがあります。
というのも、
- 著作権
- 肖像権
- 商標権
といったものが存在するから。
これらは単純に言えば、「違法性があれば、権利のある側(著作者)が権利を主張できる」ということですね。
たとえば、
芸能系のニュース記事や芸能人の記事を書いたときに、記事に登場する人物の画像を入れることを考えたとします。
そして、どこかのニュースサイトや芸能事務所などから断りなく画像を保存(あるいはキャプチャ)し、自分のブログへそのまま掲載したとしましょう。
これ、NGです!!
「無断転載」をしてしまった事に相当し、最悪の場合画像の使用料を請求されることにもなります。記事の内容によっては名誉毀損の罪に問われることもありえます。
ただ、現時点ではネット上から削除仕切ることができないから取り締まられていないだけなので、
「何のおとがめも無いからどんどん使っちゃおう♪」
となって、”泳がせる”形を取ってあとからまとめて請求…なんてこともありえるでしょう。
世の中のアドセンスブログの中には、有名人の顔写真を掲載する時に「日本タレ◎ト名鑑」「週刊文◎」というテロップが入った画像をでかでかと掲載しているサイトますが、ああいった使い方は危険なので注意してくださいね。
「よその画像を使ったからといっていきなり何か起こる」
というわけではありませんが、後々面倒な事に発展したとしても非があるのは自分。なので基本的にNGです。
著作権はどの創作物にも存在します。
あなたの書いた記事も、世界でオリジナルのたった一つの文章の集まりなわけですからね。
一生懸命、眠たい目をこすりながら
必死にライティングを勉強しながら
やっとのことで書き上げて
上位表示をとれた記事。
これをコピペされたらどうでしょう?
怒りたくなっちゃいますよね?
そのため、著作権を侵害しないためには
「よそのサイトから故意に画像を引っ張って来ない」
という心がけをしておくようにしましょう。
また、転載がOKだったとしても、引用元のURLなどは必ず明記しておく必要があります。
こういう感じで。
↓
引用元: https://massy02.com
ただ、著作権の事を踏まえるのであればその画像の管理をしているサイトに許可を取るのが正式なやり方です。(私のは使っていただいても結構です笑)
「あ、これ素敵な画像やん☆」
と思ったのであれば、有料素材であればお金を支払うべきですし、個人サイトであれば「私のブログで◎◎という目的でこの画像を使いたいと思うんですが大丈夫ですか?」と断りを入れておくことが必須となります。
肖像権について
また、人物の画像には有名人、無名の個人にかかわらず、必ず肖像権といったものが存在します。
これはどういうものかざっくり説明すると、
「写真に写った人やモノなどを守る権利」
ですね。
肖像権に違反しないように画像を使うためには、
- 撮影した本人の同意があること
- 被写体の人物が特定できないこと
- 撮影されている人物が社会的な被害を被らないこと
といったことが重要となります。
ここでちょっとした寸劇を用いると、以下の会話が成立すれば肖像権はクリアしている可能性が高いです。
(カシャ!)
この画像を、私のブログに掲載したいと思うのですが
載せても大丈夫でしょうか?こういうブログで、普段こういった情報発信をしているので、こんな風に掲載させていただきたいのですが…。(スマホで画面を見せながら)
こんな感じ。
ただ、この後私が有名人Aさんの画像を悪用して、フラ◎デーに掲載されそうなスキャンダルなコラージュ画像を作ったら肖像権侵害になりかねません。そういったものでなくとも、プライベートの画像を了承なくUPするのはNGです。
中には写真の使用料を請求される場合も…。
ネット上に転がっている画像の中には商用での利用を前提としているものがあります。
たとえば、綺麗なお城や人物、風景などの画像なども注意が必要で、転載や商用利用が制限されていたりする作品が存在しています。
たとえばGoogleの画像検索で東京駅の画像を検索して
「綺麗だな!自分のブログでも使おう!」
って使いたくなる場合もあると思います。
でも、これには注意が必要です。
理由は、その画像が商用目的のものである可能性があるからです。
「ええ、フリー素材だと思ったのに…。」
なんては言い逃れできないので、注意しましょう。
ネット上の画像素材には「ライセンス販売」という販売形式が存在しています。
これは、著作権をもっている方から権利を購入し、許可されたものに限り契約を結んだ作品をルールを守った前提で自サイトに転載できる仕組みのことです。
そのため、
「画像検索でなんとなく見つかった、綺麗な画像をパパっと保存して貼り付ける」
という行為は、この段階をすっ飛ばして無断で有料画像を使ってしまいかねない可能性があり、非常にリスキーです。
前提として、有名な写真家さんのサイトの作品であったりとか、写真を有料で販売して飯を食っている方の作品をそのまま持ってくるなんて事はやめておきましょう。
じゃあ、どうすればいいの?
ここまでの説明で、ネット上に転がっている画像を使うのは、結構複雑な問題であるということがおわかり頂けたと思います。
そうとはいっても、画像がなければうまく説明することも難しくなってしまいますよね。
じゃあ、どうするべきか?
著作権の問題に問われない、なるべくクリーンな方法を考えた場合の選択肢は何か?
と考えるのですが、私が日々生徒さんにブログを書いてもらっている中で「これなら大丈夫だろう」という結論に至った一例を紹介して行こうと思います。
フリー素材を駆使する
これはまず最初にやっていくべきですよね。
フリー素材は、ネット上に存在している著作権の発生しない画像のことを言います。
フリー素材は非常に便利ですし、どの画像を使ってはいけない、といったシビアな問題もありません。
画像を配布しているサイトの利用規約の確認は必須ですが、よほど特殊な使い方をしない限りは全く問題ありません。
私が推奨するのはぱくたそやタダピクといった所ですが、基本的にはこの2つのフリー素材サイトを利用すればだいたいの記事で事足ります。
ぱくたそは特に「ネット上で日本一顔が使われている男」である大川竜弥さんの素材は個人的に最強だと思いますし、つい自分もフリー素材になってみたいなと思わざるを得ない魅力を感じてしまいます。
あるいは、ネット検索で
- 「船 フリー素材」
- 「忍者 フリー素材」
- 「朝ごはん フリー素材」
などで検索すれば、フリー素材を配布しているサイトというのはたいがい見つけられます。
フリー素材サイトの使い方などについてはこちらの動画でも解説しているので、チェックしてみてください。
画像検索結果に飛ばすリンクを作る
これは芸能人や有名人のお宝画像や、フライデー画像などを記事内で紹介する時に有効です。
例を見せると、
「■■さんの◎◎をしたときの画像はこのキーワードで検索したら見つかりました。こちらをご覧ください」
→ Googleで◎◎の画像を検索した結果を見る
と言った体で、検索結果で画像を確認してもらうといった格好です。
外部リンクに飛ばす形となるので若干の離脱は否めませんが、著作権を回避できる手段の一つとして有効でしょう。
オリジナル画像を用意する
フリー素材は汎用性が高いですが、どうしてもかゆい所に手が届かない画像とか沢山あります。
たとえば洗車の画像とか、いちいち1工程ずつ紹介しているフリー素材など存在しないわけなので、なんとかしなければなりません。
そんな場合は、自分で撮影するしかありません。
あるいは、ipadなどを使ってお絵描きするとか
スケッチブックの画像を撮影するやり方です。
こうすることで著作権の問題も後腐れありませんし、誰かの迷惑を被ることもありません。
フリー素材の画像は使いまわされている傾向がありますし、見た目にも目新しくなるのでGoogleの大好きな独自性のポイントを上げる要因にもなるでしょう。
ただし、
早く書かなければならない記事、
年間ずっとアクセスの来るような記事
などでなければそこまで手をかけるのは時間対効果にハッキリ言って見合いません。
しっかりとコスパを意識して、必要に応じてオリジナル画像を作っていくようにすると無駄がありませんね。
画像を使わずにすむ記事の切り口にする
記事を書く場合、画像を使わずに済む切り口を意識できないか?と考えてみるのもポイントです。
たとえば、
「芸能人◎◎の高校時代の卒アル画像!」
といったタイトルを書いたのであれば、卒アルの画像は必須となります。
この場合は先程お話したとおり、検索結果に誘導する方法もありですが、そもそもとして画像を使う必要性のない記事に切り替えてしまう方法もアリですね。
ツイッターやインスタの埋め込み画像を使う
ツイッターやインスタグラムの発言・アップされた画像は、不特定多数が自由に世の中にシェアできるようになっています。
こんな感じで、記事へダイレクトに埋め込みができます。
新しい記事を投稿しました!: 特化ブログの稼げるジャンル選定の方法は?記事数とネタにも注目 https://t.co/bz2x32a5fZ
— まっしー (@massy213) April 3, 2017
ただ、厳密に言うとこれらのルールをクリアしている必要があります。
① 公表された著作物、つまりツイッターなど誰でもみられる所に投稿されたものであること
② 引用先のサイトと引用元のツイート部分が明瞭に区別できること(埋め込みだとすぐにわかること)
③ ブログ本文のコンテンツが主、ツイート部分が従の関係であること
④ 出所が明示されていること
⑤ その他状況による事情を考慮して掲載していること
一つの解釈としては、
番宣目的で芸能人がツイートしている画像を記事の中に埋め込み、記事内容もその方の悪口を言うような切り口でなければお互いにWin-Winの関係になると言えるでしょう。
ただし…。
中には自分のツイートが転載されることを快く思わない方だって当然ながらいらっしゃいます。
特に個人の方のツイートは、ツイッターのルール上転載がOKだとされていても個人の感情は別な事だってありますからね。
もっと厳密にいうと埋め込んだツイートが削除されれば、当然記事のツイートも見られなくなるので、埋め込みを削除する必要があります。
また、
まとめサイトのようにベタベタとツイートを転載して、自分の文章とツイート埋め込みの割合が変わらないような使い方はNGですし、ペナルティの要因にもなります。
そのため、もしもツイッターやインスタの画像や写真を引っ張ってくるにしても、
- 相手が不快にならない配慮をすること
- 必要最小限の利用にとどめること
- 主従関係は記事文章のほうを「主」とすること
といった事は心がけておくべきですね。(引用は自己責任でお願いします)
まとめ
画像の著作権や肖像権は結構シビアな所も存在しますし、平気で逸脱した行為をしているサイトやブログも数多く存在します。
「別に損害賠償を請求されてもいい!」
「赤信号、みんなで渡れば怖くない!」
なんて考えをしてしまっていると、逆にお金が飛んでいってしまってブログやアドセンスをやっている意味が全くありませんので、細かいルールは自分の身を守るためにも知っておくようにしましょう。
最終的にこの記事で何が言いたいのかというと、
「迷ったらとりあえずぱくたそを使ってください」
という事です。笑
記事で画像を使う時には、フリー素材をまずチェックすることを合言葉として認識していただければ幸いです。
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