先に用意している記事として、仕事が出来る人の特徴を関連記事として書いていましたが、こちらはその真反対の記事になります。
否定的な内容が多いようにも思えますが、表があるのなら裏も知りたいのが人の性というもの。
そもそも仕事を誰かに依頼するというのは、その人の強みを活かして組織化することだと個人的には思っています。
なので、加点方式というよりかは減点方式での採用をしていくほうが結果として効率が良かったり、本来必要な教育の手間が省けるというものです。
今回の記事は反対の答えを用意する意味で書きましたが、決してこういう傾向のある方を攻撃する目的で書いているわけでもありませんので悪しからず。
それでは、いってみましょう。
「仕事ができない」の定義として
よく「仕事ができない」というのは言葉として存在しますが、今回の記事の定義としては
- 最低限報告や連絡、相談が必要なこと
- 誰かに迷惑や悪影響をかけていないこと
などを中心にお話をしていきます。
プラスαでできればそれはとても素晴らしいことですが、ライターを始めとしたネット界隈で最も必要なことは
「素直にコツコツ取り組んでもらえるかどうか」
が1番重要だな、というのが個人的な経験から感じた事です。
なので、プラス要素が1つでも多い人が良い!というよりかはマイナス要素が1つでも少ない方のほうが一緒に仕事をやりやすったりするんですね。
今回はライターや外注さんとして採用すべきではない方を中心にお話していきます。
明らかにマニュアルを読んでいない
まずここは第一関門ですね。笑
やり取りをしている中で、募集要項にもマニュアルにも書いている内容にもかかわらず、「●●はどうなっていますか?」と普通に聞いてくる場合があります。
そういうところで応募者のスクリーニングをかけるというテクニックもありますので、相手がコチラの主張をキチンと読んでくれているかを採用の時点でチェックすることも大事です。
特に記事の文字数や単価に固執する方に限って他の募集要項を見ていない傾向にあるので、ちょっと注意が必要ですね。
時間や納期を守らない・フォローがない
「●日までに提出します」と言っておいて2、3日も提出しないままなら、最初から「遅れそうです」と言ってもらったほうがいくらか健全です。
相手に良いように見てもらおうと思って期待感を高めるのは、あくまで自分がその目標を達成できる作業力を持っている前提で出来ることでしょう。
自分が決めた目標を簡単に下方修正して、しかもそのフォローがない場合には注意が必要です。
できない理由が多い
とにかく出来ない理由を先に挙げたがる場合にも注意が必要です。
出来ないのはともかく、それをどうやって乗り越えるか・または別の方法は無いのかと考える事ができない場合にはライターとして活躍し続けるのも困難だと思いますしね。
仕事のスタイル上クライアントさんと関係を築く必要がある外注ライターさんの場合は、多くの案件を獲得するために出来る仕事を増やしていく必要があります。
それなのに「●●だから出来ません」という発言が目立つのは困っちゃいますよね~。
いつも同じ思考・同じ作業
こちら側で納品されたものをチェックして添削するまではいいものの、固定観念が強く「こうじゃなければいけないと思ったのでこうしました」と平然に言ってこられて前回と同じような内容で納品される場合があります…。
自分の作業ペースやモチベーションを保つために習慣を取り入れるのはいいことですが、作業をガチガチのパターンに変えてしまうのはあんまり良くない傾向ですね。
途中で消える
これは1番困ってしまいます。笑
ネットという媒体の特徴上、外注ライターを扱う上で1番重要な要素ですが、いきなり消えてしまう人は一定数必ず存在します。
当然仕事も、納品途中の記事も、相談内容もそのままです。
途中で消えればそれまでの人だったと判断できるのですが、顔と顔がわからないネット社会だからこそ、去り際の挨拶はできればしてもらいたいものですね。
「時間がない」と言う
誰でも時間はありません。パーキンソンの法則によって無限にやりたいこと・かける時間は増殖していきます。
時間がない、というよりかはほとんどの人の場合は「時間がない(と言っているほうが楽)」な状態なので、その工夫すらできない場合には1記事に2週間でも3週間でも掛けてしまいますからね。
逆に時間の使い方がうまい人であれば、いくら残業で疲れていようが、いくら子どもの世話が大変だろうが一定の作業量水準を満たしているのです。
やたらと難しい・回りくどい言葉にこだわる
「この記事、一体何人が解読できるんだ?」という難しい文章や言い回しをしている方も時々存在します。
変換しても出てこなかったり、そもそもなんて読むの?という言葉が書いてある場合もあって困ってしまうものですよね。
「小説家志望です」なんて言われても、一体この難しい漢字や口語表現はどの層を狙っているんだ?みたいな感じになってしまいますし、基本的にネットで用意する文章は小学校高学年が理解できるぐらいの文章で十分ですからね。
自動的にひとりぼっち
周りの環境を活かせないまま勝手に「これは俺(私)にしかできない!」孤立無援状態になってしまう人が存在します。
納品するものを作り上げる際、「絶対に一人の知識や経験だけでやらなければいけない」なんていうルールはありません。
他人の意見を参考にしたり、知識不足であれば本やネットサーフィンである程度人に話せるレベルまで到達するものです。
それを最初から全否定し、質問もしないまま「結局一人で考えてみたんですができませんでした」みたい結論を持って来る場合には要注意です。
行き当たりばったり率が高い
何をするにも下準備なし、与えられた仕事を黙々とこなす、みたいな感じになって業務の効率化が図れていないまま毎日の作業をしていくという感じになると大変です。
こちらから「こういうエクセルがあるので使って下さいね」といってファイルを渡してもいいですが、それすら活用してもらえないぐらい視野が狭くなってしまう方もいます。
それが記事の中身の濃さにつながればいいのですが、なかなかそういうわけにもいかなかったり…。
自己評価が高くても他人の評価が…
募集文では「●●で活躍しています!こういうジャンルが得意です。」みたいに具体的な応募メッセージに書いているにもかかわらず、いざプロフィールページを見てみたら他人からの評価が低かったりすることがあります。
自己アピール能力が優れていても、実務能力が低ければ…どうなるでしょうか。
自己評価が高くて他人の評価が低い、というような場合には上で挙げたことがいくつかあてはまり、ネガティブな判定をもらっている可能性が高いということが考えられます。
まとめ
ここまで紹介していきましたが、他人目線で見れば「仕事ができない人」というよりかは「一緒に仕事をやりづらい人」という感じな印象にありますね。
結局のところ仕事は完全に一人で完結せず、他人ありきだということですね。
ネガティブな面に注目してしまうと仕事もはかどりませんし、外注化が変なものに思えてしまうかもしれませんが、やり方次第では素晴らしい相乗効果を発揮します。
なので今回の事例はあくまで「自分が損をしないための足切り防衛ライン」と捉え、いい人を集めるための工夫や仕掛けを意識して作っていくようにするといいですね。
もしも、外注化などでライターさんやそれ以外の仕事を依頼する時には今回の視点をぜひ参考にしてみてください。
関連記事 → 仕事ができる人の9つの特徴
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