ネット上に記事を初めとしたコンテンツを用意するとき、当初は自分で記事作成をするものですが、時として外注ライターさんを使うこともあるでしょう。
たとえば外注化で記事を書いてもらうときには諸々の注意点や、「自分が伝えたいことを抑えて記事を書いてもらえているか?」という点が重要になります!
一口に記事を書いてもらうと言っても、
相手は人なので品質も大きく異なります。
仕事に取り組む姿勢も千差万別です。
では今回は、私の経験から記事を書いてもらうときに「この人は優秀だな~」と感じた共通の傾向や特徴をお話していきますね。
優秀な人の条件とは?
前提の考え方として、「教育に力を入れるよりも、採用に力を入れたほうがいい」ということをお話しておきます。
たとえばブログでは記事のクオリティの高さはなおさらですが、最初から仕事の姿勢や取り組みが優秀な方を雇ったほうがその後の教育が非常に楽になります。
つまり、「教育の時点でいかにして優秀な人を見分けられるかどうか」がカギとなる、というわけですね。
ではその共通点や傾向は何なのか?
今から自分の経験をもとにお話していきます。
応募の時点で返信内容が細かい・具体的
こちらが募集を開始した際、
相手から何らかのアクションが起きると思います。
その際には1つの判断基準として、相手の情報量がどれぐらいあるかについて確認してみるべきでしょう。
採用の段階での返信メッセージを見て、
- 自分の作業できる時間
- 現在やっていること
- 仕事に関する質問
だけの情報を送られてくるよりも、
- 相手の現在の状況
- 現在の職業
- 今までの実績など
- 自分は何が提供できるのか
- 普段やっていること
- 作業に掛けられる時間
- 備えている予備知識
これだけ情報が多いと
「相手がどんな人なのか?」
という判断がつきやすいですよね?
できればコチラから聞く前に情報が出揃っていれば、取り組んでもらう仕事についても指示が与えやすいです。
なので、最初のコンタクトで相手から情報がどれだけ提供されているかについてもチェックしてみましょう。
返事や記事の納品が早い
テスト記事の依頼をしたり、相手への質問を送った時の返信の早さも参考にしてみましょう。
優秀な方になればなるほど返信が早い傾向にあり、仕事の納品も早い傾向にあります。
これは普段から時間の余裕があって
時間管理の能力が高い傾向があります。
とはいっても1回の納品だけでは判断がつかない場合もあるので、実際に何回かやり取りしてみて継続性を判断する必要もあります。
が、第一印象として仕事の早さは参考になる部分なので、チェックするようにしてみましょう。
もしも納品が遅れそうであっても相談に来てもらえる人の場合は優秀である場合が多いですし、何より相手の都合を考えられているか?という点は重要ですね。
指導に対して素直
こちらが「この部分は○○なので、もうすこし具体的にお願いします」という指示を出した場合に、素直に修正に応じてもらえるかも確認しましょう。
修正内容に対して過剰に反論されたり、逆に返す刀で指摘されてしまったりした場合には少し気をつけたほうがいいですね。
あくまでも依頼者と外注さんは主従関係であるべきなので、こちらの主張を守ってもらえる方を条件に採用・教育していきましょう。
ただしその反発心を利用して記事の切り口を変えてもらえると個性が非常に際立った文章を書いてもらえる可能性があるので、相手の可能性をうまく活かせる戦略も考えるとムダがありません。
とにかく自発的!
もちろん基本的な仕事をこなせているかどうかも重要ですが、仕事がデキる人はとにかく行動も自発的です。
こちらは指導に対して素直、という点と若干相反する点があるのですが、「こちらの意図を踏まえて動いてくれている・または動こうと努力している」点を感じられるか、ということですね。
納品する仕事にしてみても、
反省を活かせているか、
迅速にできているかなど
今までの対応を判断することに注目してみてもいいです。
採用する相手の能力は、理想を言うと自分と同等かそれ以上であることなので、「優秀な人が反応する言葉はどんなものがあるだろう?」ということを念頭に入れて募集文や募集タイトル、返信内容を考えてみるようにするといいですね。
1教えると10のアウトプットが出てくる
たとえば仕事上のやりとりで「ここは○○なのでこうしておいてください」と言って、次回以降の仕事の成果に指摘内容が反映されている場合は高評価です。
その場で言われたことをその場限りで是正するのではなく、キチンと次に活かせているかどうか、ということですね。
「ここは以前○○だったので△△したのですが宜しかったでしょうか?」
という返信とともに、仕上がってきたものを確認したときほど嬉しいことはありません。
「あっ、この人は
自分の話を聞いてくれてる!」
とも思いますしね。
指摘した内容を素直に修正できているか、という点も重要ですが、長い付き合いになることを考えたら次に活かせているかどうかも重要です。
途中で消えない
これは1番重要だったりします。笑
ネット上でのやり取りをしている場合だと、つい昨日までやり取りしていたのに翌日になって音信不通…なんて場合があります。
こうなることは突如としてあるのですが、ときには契約して数記事書いてもらっていた状態でもこういうことがあるのです…。
なので、外注化を検討したりしている場合には一人に依存せず、複数人と信頼構築してリスク回避の手段を取っておくことをオススメします。
こちらの意図を汲みとって仕事ができる
たとえば仕事の募集要項に「記事納品は2日に1記事納品をお願いします」と書いていた場合、相手からのメッセージとして「募集文にはこう書いてあったのですが、実際のペースはもう少し遅くなりそうで…」などの仕事に関する返信には注目しておきましょう。
それだけ募集文をしっかりと読まれていて、真摯に対応してもらえる可能性が高いです。
逆に募集文の細かいところをよく読まずに後から…という方もいるので、その辺りの見極めをするためにも、相手からのメッセージには注目しておきましょう。
難しいことをそのまま書いていない
仕事に関する返信内容が周りくどい・独特の表現を使っておらず誰にでも理解できる内容になっているかどうかも1つの判断基準になります。
傾向としては、
メッセージのやり取りの内容が
仕事の仕上がりに比例する感じです。
たとえば記事納品のお仕事では、返信内容に難しい漢字が使われている場合、記事の内容も「これどうやって読むの?」というような難しい漢字が使われる傾向にあります。
判断基準として、誰にでも分かる表現を使えているか、というところをチェックするといいですね。
ダーッと難しい文章が詰め込まれていても興味を引きにくいですし、できれば興味をもって読んで貰える、難なくスッと腑に落ちるものを書いてもらえたほうがいいですよね?
極端に言ってしまえば小学校高学年ぐらいで内容が難なく理解できる、読める文章に仕上がっていれば望ましいです。
さりげない一言がある
ここは人としてのマナー的な部分もありますが、さりげない一言を言えているかどうかで判断することもできますね。
気遣ってもらえると嬉しいですし、仕事を依頼する側からしてみてもファンになってしまうものです。
- お願いします
- 失礼しました
- ありがとうございます
こういうメッセ―ジが入っているだけでも非常に印象がいいです。
相手や自分名前はシステム上では分かっていても、文面にも相手の名前や自分の名乗りを載せているか、という点などに配慮できているかも判断基準の1つとなるでしょう。
人間的な礼儀である部分でもあると思うのですが、顔が見えないネットだからこそ丁寧にやってもらえると気持ちがいいですよね!
まとめ
ここまで外注ライターさんを実際に雇ってきた経験から仕事がデキる人の特徴を挙げていきましたが、これは実践する側にも共通する稼げる特徴だったりもします。
これらの特徴に1つでも多く当てはまれば優秀なライターさんを囲える可能性が高まりますし、自分自身が稼いで結果を出す可能性も高い、ということになりえます。
もちろんですが、優秀な人を使うには自分もレベルアップする必要があるので、日頃の対応や姿勢もしっかりできるようになるといいですね。
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