こんにちは。
まっしーです。
いざという時に日本の大きな守りとなる自衛隊の裏側を知っていますか?
ただ、震災の時や有事の時以外の姿を普段あまり見ることはありません。彼らにも隠された裏側があったんです。
そして、結論からいうと、
自衛隊は「合う人」と「合わない人」が極端に別れます。
今回は、私の経験をもとに出来る範囲でシェアしていきます。あるあるネタなども扱ってみようと思いますので、とくとご覧ください。
普段国を守っている自衛官の貴重で意外な一面や、普通では考えられない常識がそこにあるかもしれませんよ!
- 自衛官の裏話・あるあるネタ ~教育隊編~
- その0.「班長」「班付」「班員」との熱い日常がスタート
- その1.消灯時間がある
- その2.ベッドを綺麗に片付けないと、台風というイベントが待っている
- その3.消灯後に携帯電話を触っていると、没収される
- その4.一人が失敗をすると、連帯責任をとる
- その5.その一人を見捨てていると、更にひどい制裁が来る
- その6.銃の整備で部品を落とすと腕立て伏せ
- その7.体中が訓練で泥だらけになる
- その8.街中で「〇〇2士!」と階級で呼んでしまう
- その9.朝はラッパで叩き起こされる
- その10.自衛隊だけに通じるローカルな言葉を覚え始める
- その11.「ジャー戦」がオフ日のユニフォーム
- その12.悩み事はけっこう親身に聞いてくれる
- その13.夜中にたたき起こされて訓練するときがある
- その14.靴をピカピカに、アイロンをパリパリに仕上げる練習をさせられる
- その15.お別れのときに号泣してしまう
- 自衛官の裏話・あるあるネタ ~一般部隊編~
- まとめ
自衛官の裏話・あるあるネタ ~教育隊編~
時として大きな守りとなる自衛官の存在。彼らの生活は駐屯地での活動が基本となりますが、実際はどんなことをしているのか?
一般人にはおそらく理解されないであろう、自衛隊特有のあるあるネタを見ていってみましょう。
一般人から自衛官になるために、入隊当初はまず
「教育隊」
という部隊で訓練をはじめます。
ここを乗り越えることが最重要課題で
まさに登竜門のようなステージなわけです。
3ヶ月間みっちり鍛えるので、訓練を修了する頃にはいっぱしの自衛官として日焼け跡の残るたくましい人材へと変身していくんですね。
その教育隊時代の常識は世間の非常識であったりするわけですが、ルーキーの自衛官がまずどんな事を経験するのか?
まずは、そのあたりをチェックしていってみましょうか。
(知ってる方はあるある連発だと思います笑)
その0.「班長」「班付」「班員」との熱い日常がスタート
自衛隊の教育隊に配属されるとまず、
40人ぐらいの部隊が編成されます。
(学校でいうと”クラス”ですね)
この部隊(中隊ともいいます)のなかでさらに細分化され、「班」を編成し、班員はそれぞれ同じ部屋で基本的に寝食をともにするわけです。
そして班員を束ねる班長が配属されます。
この班長という存在は、他の部隊の新人~中堅ぐらいの隊員が配属されるわけですが、教育期間中、この班長によってみっちり鍛え上げられるんですね。
(所属する教育隊によっては、補佐的な立場として「班付」もついてきます。基本オラオラで怖い人けど優しい人が多いです)
ちなみにいろんな種類の班長がいて、
- バリバリ熱血な班長
- 空気から”鬼”な感じが漂ってる班長
- 結構クールな班長(レンジャー出身に多い)
- 普段やさしいけど大事な時は超怖い班長
などなど…。人間こうも違うものかと思ってしまうこと間違いないでしょう。
3ヶ月間は自分の班長から靴磨きからアイロンがけ、掃除から武器の扱い、あとは女性の口説き方からパチンコの勝ち方云々(オイ)……と、
いっぱしの自衛官になれるまで一通りの流儀を学んでいくことになります。
その1.消灯時間がある
1日の訓練は非常に慌ただしく、朝の歯磨きの時間すら惜しく感じます。
前の日にアイロン終わらせてないと
寝る直前まで忙しいのが教育隊です。
でもって、消灯前までに”必ず”部屋の電気を消してベッドに入らなければいけません。
ちなみに夜中、班長に寝ているところを見まわりに来られる場合もあり、夜中にベッドから出て談笑しようものなら全員叩き起こされます。
団体行動を重んじる組織である以上、逸脱した行動は許されないわけですね。
その2.ベッドを綺麗に片付けないと、台風というイベントが待っている
ベッドの毛布をあたかも「バームクーヘン」のように畳んで、マッチ箱のように布団を綺麗に作るのが自衛隊式ベッドメイク。
どんな感じなのかというと、畳んである毛布の端っこをギザギザにならないようにピッタリ整形しなきゃならんのです。
もしも綺麗にできていない場合は、
「台風」
と呼ばれるイベントが待ち構えています。
もうすぐ台風の季節、自衛隊には部屋を整頓してなかったら部屋の中で台風が起こることもあるシカhttp://t.co/STTAPZYxv8 pic.twitter.com/HclYJPcKXc
— 自衛隊奈良地方協力本部@公式 (@NaraPco) May 21, 2015
こんな感じで、前線が北上していったという旨を教官から説明され、「???」と思って隊舎に帰るとこんな感じなってしまっているのです。
ひどい場合だとマットレスが窓に挟まっている時なんかもありますよ。
タネを明かせばベッドが班長や部隊のボス、教官たちの手によって滅茶苦茶荒らされるだけなのですが、整理整頓をするキッカケを強制的につくるわけですね。
最初は結構驚きます。。。
その3.消灯後に携帯電話を触っていると、没収される
自衛隊の夜は貴重な睡眠時間。
携帯電話を触るなんてもっての外です。
もしもバレてしまったが最後、没収されます。
下手すると他の同期の携帯電話も連帯責任で全員没収となることもあります。
(私のときはギリギリガラケーでした)
遠く離れた彼女とのコンタクトも満足に取れないのが教育期間中の辛いところで、この間に別れてしまうカップルもしばしば。
その4.一人が失敗をすると、連帯責任をとる
チームワークを大切にする自衛隊では、団体行動は必須。
変に個人で行動することに対してはとにかく厳しいわけです。
建物間の移動も、基本的には隊列を組んでお風呂や食堂、隊舎に移動するのです。(まるでドラクエみたいです)
団体行動がメインなので、一人がミスすると、一緒に腕立て伏せを何十回もやったりなどして連帯責任を負うことになります。
また、一人がミスした時に皆で工夫して助けあえているか?という所も実はチェックされています。
その5.その一人を見捨てていると、更にひどい制裁が来る
しかし、その中で「あいつは出来ないやつだ!」と決め込んで何もしていないと痛い目を見ます。
一人ができていないがために、逆に激烈な指導をうけてしまいます。
「一人は皆のために、皆は一人のために」
というのを特に重んじるわけです。(戦場での負傷者を助ける感じに近いです)
大事ですが、日々の慌ただしい訓練の中で意外と忘れてしまいがちなんですね。
その6.銃の整備で部品を落とすと腕立て伏せ
やはり銃を扱う機会があるのですが、当然分解して整備もします。
このとき、机の上から銃の部品を落とそうものなら大変。
「何しとるんじゃ!」
と怒鳴りつけられ、その場で腕立て伏せです。
1回部品を落としたら10回ぐらいが相場ですので、5回落とせば50回も腕立てで筋トレ出来てしまいます。
もちろん出来ない場合は借金(貯めてあとで返済)が出来ますが、訓練期間中に返済しないといけないので1000回以上借金のある隊員は…お察しのとおりです。
その7.体中が訓練で泥だらけになる
これはどの自衛官も通る道なのですが、ほふく前進をするので泥だらけになります。
水たまりなんかにも突撃してホフクする事もあり、服が上から下までビシャビシャなのはデフォルトですね。
下着もシャツも装備品も全部泥水まみれです。しかし、翌日までに洗濯で落ちなかった迷彩服の泥汚れを手入れしておかないと教官たちに滅茶苦茶に怒られてしまいます。
その8.街中で「〇〇2士!」と階級で呼んでしまう
週末は外出を許可されます。(最初のことは、特別な用事がないとまず平日外出できません)
で、街中で同期と一緒に遊びに行くときも多いのです。仕事中は階級で呼ぶのが基本となりますが、街中でもその癖が出てしまいやすいんですね。
人混みの中で
「○○2士!(自衛隊で一番低い階級の呼び名)」
なんて呼ばれなくても、色黒で短髪でゴツかったら自衛官って分かりますから。
やめて!!!!!!
って感じです。
その9.朝はラッパで叩き起こされる
朝はけたたましいラッパの音で起こされます。
駐屯地によって録音されたものと、生演奏のものがあり、このラッパで叩き起こされます。
訓練開始から1ヶ月もすれば、この音で脊髄反射をして飛び起きちゃいますよ↓
(参考動画を拝借しました)
で、早く点呼で整列できないとまたベッドに入って起きる所からやり直させられます。
眠たいながらも起床直後から迷彩服を着たり、編み上げのブーツ(半長靴)を履かなければいけないので、結構たいへんです。
その10.自衛隊だけに通じるローカルな言葉を覚え始める
自衛隊ならではのスラングを、
ちょうどこの時期から学び始めます。
- エンカン:煙缶。灰皿代わりの缶のこと
- 消灯延期:寝る前の勉強時間として取る時間のこと
- 射撃訓練:夜中トイレで××すること。(まれに昼間もある)
- 反省:腕立て伏せの姿勢をとること
- バームクーヘン:ベッドの毛布をピッチリたたんだ状態のこと
- 地雷:演習場に落ちている動物の糞のこと
- 実弾射撃:合コンでお持ち帰りすること
- 帰隊遅延:部隊の門限をオーバーすること。大目玉。
などなど。
一般的なものから若干下ネタとかぶせて作られたものまで多々ありますよ。
一般人にはなかなか通じない言葉を一通り使えるようになったら、自衛官として1人前に近づいた証拠です。
その11.「ジャー戦」がオフ日のユニフォーム
上下迷彩服は訓練中や日中の服装で、四六時中ブーツを履いているわけではありません。
仕事終わりは
- ジャージのズボン
- 戦闘服(迷彩服)の上
が基本の服装になります(ジャー戦)。
ジャー戦は公式に認められていて、何なら自衛隊の服装規則にも載っているぐらい。
なじみの深い服装ですが、この服装で隊員浴場や食堂に行くことが多いですね。
その12.悩み事はけっこう親身に聞いてくれる
大変な教育期間ですから、悩み事も尽きません。
終始ピリピリムードでナーバスなので、中にはつらく感じる隊員も出てくるのです。
ただ、班長とは「対話帳」というノートを使ってやりとりもできるので、細かい悩みなんかもプライバシーを尊守して親身に対応してもらえるのが特徴的でしょう。
なかには彼女と疎遠になったり、訓練に疲れてしまったり、同期と関係が悪くなったりってのもあるわけです。
そんな時に支えになってくれるのは、いつも鬼のように厳しい班長や教官たちなんです。
その13.夜中にたたき起こされて訓練するときがある
いきなり夜中に訓練が始まります。
「非常呼集」
という訓練になるのですが、突如として夜中全員が寝静まった頃にたたき起こされます。
これは実働を意識した訓練の一環ですね。
もちろん時間内に準備出来なければペナルティとなり、けっこう痛い目を見ます。
その14.靴をピカピカに、アイロンをパリパリに仕上げる練習をさせられる
ブーツをピカピカに、顔が映るぐらいまで磨く必要があります。
迷彩服もアイロンでパリっと仕上げなければいけません。
もしも手を抜こうものなら、指摘場所1箇所につき10回腕立てとなります。
指摘場所が毎回出てくると、気がついたら筋肉がいい感じに付いていますよ!
その15.お別れのときに号泣してしまう
教育隊での訓練が終わると、つづいて一般の部隊へそれぞれ配置をされます。
実質、班長とはお別れとなり、同じ部隊に配属されない同期がほとんどとなるので実質ここでしばしのお別れ。
本気で頑張ってきた仲間同士なだけに、お別れの時は号泣する場合もあります。
自衛官の裏話・あるあるネタ ~一般部隊編~
教育隊を終えると、今度は一般の自衛官が勤務している「一般部隊」という所に配属がはじまります。
ここからが自衛官人生の始まりなのですが、その生活は教育隊の頃とはうってかわって大きく変わり、自分のことは自分で管理する自律心が必要な場面が多々あります。
では、どんなあるあるネタがあるのか?
改めて紹介していきます。
その1.怖い若手の先輩が、部隊に一人はかならずいる
恐ろしく怖い先輩が必ず一人はいます。
若手を牛耳っている先輩に気に入られればいいものの、目をつけられたらホント大変…。
あとは部活っぽいですが、ジュースを買ってくる係をやらされることもあります。
部隊の戦力にはまだ十分になれるわけではないので、でっち奉公みたいなことを最初はするわけですね。
他にも時々ジュージャン(ジュースじゃんけん)とかもやらされ、勝てばいいものの負けると高額のジュース代を払わされる上にパシリに使われるなんてことも…。
規模がでかくなると、アイジャン(アイスじゃんけん)、ラージャン(ラーメン)、焼肉…と、賭ける金額がおかしくなっていきます。
ギャンブラーが多いのも自衛隊の特徴です。
その2.銃の部品や弾を無くしたら徹夜で捜索活動!?
自衛隊では、銃は非常に厳重に保管されています。
普段使用する銃は「89式小銃」というものなのですが、まず簡単に持ち出せるところにはありません。部品だって1つ足りともなくしてしまうと大問題になってしまいます。
そんな彼らの銃ですが、時として野外の訓練時に持ちだされます。
銃の部品を落としていないか、また空砲の薬莢(火薬が詰まっている弾の筒部分)はもちろんなくしてはいけません。
でも・・・訓練に集中していたり、疲れてうっかりしていると無くしてしまうんです。
物がなくなったと判明した時点で訓練は取りやめ、一斉に捜索が始まります。
もちろん、徹夜です。そこで見つかれば上司から大目玉を食らうだけで済みますが、見つからないと更に人員を増やしては探して…の繰り返し。
ですから、薬莢は1つたりとも無くさないよう回収しますし部品だって厳重な点検がなされています。
銃の部品が訓練中に落ちないようにするため、巻いて固定しておくための黒色のビニールテープ(通称ブラテ、ブラックテープ)が全国の駐屯地や基地で売られているのは常識です。
ベトベトとしたテープの糊が残らないように、そこそこ良いテープを買えるようになったら玄人ですね。
その3.先輩・上司に敬語は基本中の基本!
基本的にタメ口を上司や先輩に聞いてしまったらアウトです。
中には気にしない人も居ますが、そばで聞き耳を立てている上司から
「おい!どういう口の聞き方しとんじゃ!(鬼)」
と激が飛んで指導されることも。上下関係の厳しい職場ですから…。
その4.日常生活でダラダラしていると、ある日突然制裁がやってくる
教育隊と打って変わって、そこまで手取り足取り教えてもらえないのが一般部隊です。
ですが、見られてないわけではありません。
それにかまけてダラダラダラダラ…。
あーダルい……。サボろうかな~。
なんて事しているとある日突然先輩に呼び出されて怖い思いをしたり・・・。気をつけましょう。
その5.変わった独身の上司が一人はいる
なぜか独身でずっと駐屯地内の寮に住んでいる上司がいます。
結婚しないと特別な条件を満たさない限りは寮生活が自衛隊の基本です。
基本的にお金を使わないので、基本的に仲良くなればおごって貰えます。私の場合は一皿ウン千円する焼肉とか連れてってもらったこともあります。
あとは、身につけているものがやたら高価なことが多いです。(それと夜のお姉さんへの貢ぎ物も……。)
ちなみに自衛官の好きなアパレルブランドの傾向は、
- アバクロ
- ドルガバ
- バーバリーブラックレーベル
- G-Star RAW
- ディーゼル
とかです。
でもってワークキャップとニューエラの帽子は大好物です。
その6.サボっている先輩や上司をみてがっかりする
残念ながら、手を抜いている上司は必ずいます。
えぇ!?教育隊でアレだけ頑張ったのに・・・。
と落ち込むこともあります。
余談ですが、ここで「今まで何してきたんだ…」と落胆する新入り隊員は多いですね。(私もこのパターンでした)
その7.パソコンを使うデスクワーク主体の仕事も沢山ある
意外とパソコンでエクセルやワードをかなり使うのが自衛隊です。
タイピングやプログラムが少し出来るだけでも重宝されるので、パソコンが得意な人は事務所勤務もできるかもしれません。
エクセルVBAなんて使えたら創造神扱いです。
私もすこしやっていましたが、休養係(部隊の食事とかの管理)とかをパソコンで伝票作ったりする業務をやっていましたね。
その8.「煙管」(えんかん)がある
自衛官が野外で仕事をする際には、喫煙する人がもちろん一緒にいます。
そんな時に灰皿が必要ですが、お手製の煙管という赤色に塗った大きな缶を一緒に持っていきます。
これ、煙缶(エンカン)って呼ぶんですね。
数日間かけて続く訓練の場合はストレスもたまるので、あっという間に吸い殻だらけになってしまうことも。時々捨てる場所が無かった缶コーヒーの缶が入っていたりもします。もちろんお掃除は部下のお仕事です。
あと、駐屯地では火薬も保管してるわけですから、そりゃ火気の扱いも敏感なわけですね。
このエンカン以外の所で喫煙をすると、めちゃくちゃ怒られます。というか駐屯地全域で喫煙できなくなったりしてしまいます。
その時の白い目ときたら……。
その9.駐屯地内に居酒屋がある
何と、駐屯地内には隊員クラブという居酒屋があります。気軽に通えるので、駐屯地内で暮らす隊員には憩いの場となることもあります。
で、お店の店員さんは家族で経営しているなんて事もあるので、娘さんとかも一緒に働いていらっしゃる事もあるわけです。
お店の入り口にチェキなんかが飾ってあることもありますよ。
普段女性と接点のあまりない方は、しきりにライン交換を要求していたような気が………。笑
ちなみに新入り隊員は宴会芸をかなり要求されるので、隊員クラブでネタのない新入りの隊員は煙たがられるなんてことも・・・。
ちなみに新入り隊員は、昔よりかは少なくなりましたが飲める隊員はガンガン酒を飲まされます。
場合によっては飲みすぎた隊員はリアカーで隊舎まで送迎されるVIP待遇ですよ。
その10.演習場で訓練をしたあとは、テントや小屋の中で宴会がある
演習場の近くにスーパーがあると、買い出しに行って宴会が始まります。
訓練場所によっては、地方都市の近くなので地元名産に舌鼓を打ったりなんてこともありますし、時には部隊の隊長から差し入れが入ることも…。
また、場所によっては演習場に売店があります。
短髪で上下ジャージ姿のゴツイ人が集団で歩いていたら、彼らは自衛官だと思いましょう。(小銭入れが迷彩のものだったりします)
その11.長期連休は意外と休めない
自衛隊にもお盆、お正月、GWと連休が存在し、思い思いの長期休暇を過ごします。
ところがそこまで休めないのが実情で、
- 警衛勤務(24時間駐屯地の警備)
- 当直(部隊の備品管理、連絡網の管理)
- 残留(火災、有事の初動対処要員)
と、それぞれ当番が決められています。
地元が地方にある隊員はこの当番勤務のために駐屯地に帰って来る必要もあるわけです。
部隊の訓練陸曹(隊員の勤務管理をする人)と仲が悪いと、全然帰れないパワハラなんかを受けることもあるとかないとか…。
その12.自衛隊人生は結構自分次第なところがある
教育隊ではいろいろと教官に口酸っぱく指導されるものの、一般部隊ではあまり指導される機会がありません。
コツコツとストイックに頑張る方もいますが、だらけてしまう人も当然ながらいます。
自分次第の要素が非常に大きく、堕落する人はとことん堕落するので自律心が問われます。
まとめ
テレビやドラマでは見ることの出来ない自衛官の素顔。
自衛隊はそのほとんどの生活があまり公表されることがありませんが、なかには「そんな事視してるの!?」と思えるようなこともあったのではないでしょうか。
でもって冒頭でお話していた
「合う人」と「合わない人」
がいるというのもだいたい分かったと思います……苦笑
ただ、彼らは厳しい生活を強いられているように見えますが、それは国家を防衛するためのチームワークを養うためのものなんです。
彼らは彼らなりの美学で日夜鍛錬に励み、日本や部隊の誇りのため、ひいてはカワイイ女の子のために日夜頑張っているのです。
見えない所で頑張っているからこそ、日頃平和に暮らせている事に対して彼らに感謝をしたいものですね。
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